ナポレオン時代のお話~

22期教養講座 鯱城ホール
       「市民革命期からナポレオン時代」
          - 現代とのかかわり -      本学園教授 O先生
1・はじめに
2・市民革命とは?
   ①啓蒙思想に基づ人権や経済的自由等を主張した「市民」が主体となった革命
      思想家:ロック(英)・モンテスキュー(仏)・ルソー(仏)・カント(独)  
   ②代表的な市民革命                
      ・イギリス革命  ・アメリカ独立革命  ・フランス革命  <市民革命期の日本>    
3・権力分立論=三権分立                        →1680年徳川第5代将軍綱吉     
      ・大統領制(アメリカ・フランス・韓国)
      ・議院内閣制(イギリス・日本)
4・イギリス革命
    ①ピューリタン革命(1642年~49)
    ②名誉革命(1688年~89) 無血で革命した。
         「権利の章典」 →日本国憲法第83条、84条、51条
5・アメリカ独立革命
    ①植民地時代・・・ヴァージニア植民地(1607):イギリスの新大陸最初の植民地
    ②独立戦争・・・植民地軍総司令官:ジョージ・ワシントン(初代大統領)
      と独立宣言・・・起草者:ジェファーソン(第3代大統領)  「全ての人は平等に作られている」
    ③アメリカ合衆国の成立(1787年)  13州 → 50州
       三権分立制度・基本的人権を既定 → 信教の自由、言論・出版・集会の自由
       初代大統領:ジョージ・ワシントン(在任1789~97年)
       『アメリカ独立革命は、国内のインディアンと黒人奴隷の抑圧の上に築かれたもので
            あること忘れてはならない』
6・フランス革命
    ①アンシャン=レジーム(旧体制) <特権身分・全人口の2%> 
    ②フランス国王ルイ16世(ブルボン朝) 
           王妃マリー=アントワネット(オーストリアのテルジアの末娘)
    ③1789年7月14日 革命の勃発・・・仏「革命記念日」、日本では「パリ祭」
      8月26日 「フランス人権宣言」・・・人間と市民の権利の宣言   
    ④革命の進展      ↓<日本国憲法>      ルソー(仏)「社会契約論」(1762年) 
      王政廃止・・・1793年 ルイ16世処刑         ↓中江兆民「民約論」として翻訳   
      ジャコバン派の独裁・・・恐怖政治を展開(約2万人をギロチンで処刑)
                       マリーアントワネットも処刑
    ⑤ナポレオン時代
      1804年皇帝に即位(国民投票で圧倒的支持)
          ナポレオン法典・・・民法典
      1812年  ロシア遠征に失敗、1815年退位しセントヘレナ島に流され、1821年 52歳で死亡
          ☆フランスではブルボン王家が復活し、ルイ18世(ルイ16世の弟)が即位  
7・最後に
   イェーリング:ドイツの法学者
    1872年 「権利のための闘争」・・・法とは不断の努力と国家権力と全ての国民の努力である。 
 

半世紀も前に学校で習った事があるという記憶はあるが、現代の憲法や政治や制度やルールが出来る元には、
このような歴史があったという事が少し頭の中でつながった。
350年~200年前の市民革命による激動の歴史から、現代の制度やルールを認識するという、
大変難しいお話ではあった。

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